増加傾向にある看護師の地元病院への転職

近年、都心の病院から転職して生まれ育った地元の病院で働こうとする看護師が増えています。
看護師はそれまでに職場で培ったスキルが活かしやすく、様々な理由で転職を考える方が多いようです。

Uターン転職の理由には、少しでも精神的に楽な環境に身を置きたいというものが多いです。看護師という職業は責任が重く業務も過酷なことが多いため、こういったことを理由に転職する方が増えています。

また、子育て世代には実家の両親に子供の世話を手伝ってもらえるというメリットもあるため、地元での就職が魅力的に映るということもあるのでしょう。
何にせよ、よく見知った土地で働くことは、精神的な負荷を軽減する効果があります。

一方で都会の病院と比べ、地方の病院は受け取れる給与が全体的に少なくなっているというデメリットがあります。しかし、親元で生活するのであれば、物価が低いということと合わせて、それほどの負担になることではないでしょう。

転職するにあたっては、ハローワークを利用したり、ナースバンクなどのサービスを利用することになります。都会ほど病院の数は多くないと思いますから、自分が職場に求めるものをより意識して転職先を決めていくことが大事です。

看護師は国家資格保持者なので、選り好みさえしなければどこに行っても就職に困ることはないでしょう。地元の病院への転職を考えている方は、今の職場で働き続けることより何が良いか、デメリットはないかなどを吟味することが大切です。